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ITパスポートの試験内容はどのようなものが出るの?【試験範囲はITだけではありません】

2020年9月2日

悩む人
ITパスポートの試験内容はどのようなものが出るの?

今回はこのような方に向けて記事を投稿したいと思います。

ITパスポートはどんな試験?

ITパスポートは情報処理推進機構が主催する国家試験です。

 

情報処理技術者試験の中で一番難易度が低い試験であり、入門者向けとなっています。

 

ITパスポートはすべての社会人のみならず学生の方も備えておくべきITに関する基礎的な知識が証明できる試験です。

 

情報処理推進機構によると下記のことが問われる試験となります。

具体的には

メモ

具体的には、新しい技術(AI、ビックデータ、IoTなど)や新しい手法(アジャイルなど)の概要に関する知識をはじめ、経営全般(経営戦略、マーケティング、財務、法務など)の知識、

IT(セキュリティ、ネットワークなど)の知識、プロジェクトマネジメントの知識など幅広い分野の総合的知識を問う試験です。

参照:情報処理推進機構 iパスとは

 

2008年までは初級システムアドミニストレーター試験という試験があり、ITパスポート試験はその後継試験に当たります。

 

初級システムアドミニストレーターはIT関連スキルを問う試験であり、ITパスポート試験になってからITスキル以外にも会計・経営・法律など幅広い知識が問われるようになりました。

 

また、「ITパスポート」という名称には情報処理推進機構の思いが強く込められています。

メモ

「ITパスポート」という名前には強い思いが込められています。

日本から世界に羽ばたく際に身分を証明するために「パスポート」が必要であるように、IT化が進んだ現代社会に羽ばたくために社会人として必要な基礎的能力を有していることを国が証明する試験(パスポート)として「ITパスポート」が誕生しました。

これから社会人となる学生や、いま社会で働く社会人に、ぜひ挑戦してもらいたい試験です。

参照:情報処理推進機構 iパスとは

 

これらのことからITスキルの獲得は国が推進していることであり、これから社会人となる学生の方々についてもIT教育に力を入れております。

 

実際に大学・高校ではITパスポートのシラバスに沿って授業を行っているところもあり、これから仕事をしていく上で重要なスキルであることがお分かりかと思います。

 

ITパスポートの試験範囲は?

ITパスポートの試験範囲は大きく3分野に分かれており、下記の通りとなります。

 

大分野 中分野 小分野
ストラテジ系(経営全般) 企業と法務 企業活動
法務
経営戦略 経営戦略マネジメント
技術戦略マネジメント
ビジネスインダストリ
システム戦略 システム戦略
システム企画
マネジメント系(IT管理) 開発技術 システム開発技術者
ソフトウェア開発管理技術
プロジェクトマネジメント プロジェクトマネジメント
サービスマネジメント サービスマネジメント
システム監査
テクノロジ系(IT技術) 基礎理論 基礎理論
アルゴリズムとプログラミング
コンピュータシステム コンピュータ構成要素
システム構成要素
ソフトウェア
ハードウェア
技術要素 ヒューマンインターフェース
マルチメディア
データベース
ネットワーク
セキュリティ

 

また、試験内容は下記のとおりです。

 

項目 内容
試験時間 120分
出題数 100問
出題分野 ストラテジ系(経営全般):35問程度

マネジメント系(IT管理):20問程度

テクノロジ系(IT技術):45問程度

合格基準 合格基準:1000点満点中600点以上

分野別評価点:各分野3割以上の得点

試験方式 CBT方式:コンピュータに表示された問題をマウスとキーボードで解答

 

上記の通り、出題分野が三つありますが、各分野の出題数も配点もバラバラです。

 

当然ITパスポート試験なのでIT関連の知識が多く問われますが、それだけでなく様々な分野が問われます。

 

各分野3割以上の得点が必要であるため、ITの分野だけ得意でもITパスポート試験に合格できません。

 

ちなみにITパスポート試験は地域にもよりますが毎週のように開催しています。

 

一回落ちても何度も受験できますので比較的取得しやすい資格と言えるでしょう。

ITパスポート合格者のその後

ITパスポートに合格した方々のその後の経歴を見ますと、下記の共通点が見えてきました。

 

メモ

・ITパスポートに合格して仕事に活かした方々はITを活かした仕事を行う方は多いが、ITエンジニアやプログラマなど専門職の方は少ない

・ITエンジニアやプログラマを目指す人は基本情報技術者試験などの上位の試験合格を目指す人が多い

・ITパスポートの取得を会社に命じられた方や資格手当・報奨金の規定を活用するため取得する方も多い

 

ITパスポートはIT関連の基本的知識を問う試験であるため、ITエンジニアやプログラマは当然備えている知識です。

 

そのため、ITパスポートを武器にしてITエンジニアやプログラマに転職することは難しいでしょう。

 

就職活動や転職活動について詳しく知りたい方はこちらをご覧ください。

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まとめ

ポイント

・試験は三つの分野があり、テクノロジ系の分野が多く出題される

・試験は各分野3割以上の得点が必要

・ITパスポートは国家試験であり、情報処理技術者試験の中では入門クラス

 

ITパスポート試験はITの業界で働きたい方でもそうでない方でも仕事に活かせる試験であり、知名度も非常に高いため会社から一定の評価は得られます。

 

取得しておいても宝の持ち腐れにはなりにくい資格ですので、興味を持った方は取得してみてはいかがでしょうか。

  • この記事を書いた人

シズ

簿記・会計×ITのお役立ち情報を配信します! 自分の経験や勉強してきた内容などをもとに更新しています 実績☆ 簿記×会計:日商簿記1級合格、大学対抗簿記大会で全国大会優勝 IT:応用情報技術者試験合格、IT簿記選手権大会FE部門で全国大会準優勝

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