簿記・会計

日商簿記2級を取ればどのくらいの年収が狙えるの?【簿記+αで高年収を狙おう】

2020年12月2日

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悩む人
簿記2級を取ればどのくらいの年収になるのかな?
悩む人
どのくらい年収がUPするのかな?

 

日商簿記2級を取ると多くのメリットが得られるということは分かると思いますが、具体的にどのくらい年収が上がるか、どのくらい評価されるか、という事は分からない方が多いと思います。

 

今回は日商簿記2級を取ると年収などにどのような影響があるのか、さらに高い年収を得たい場合はどうすればいいのかという点を解説いたします。

 

 

本記事の内容

  • 日商簿記2級を持っている人の年収情報
  • 日商簿記2級の資格手当
  • 日商簿記2級のメリット
  • より高い年収を狙う方法

 

 

この記事の作成者

 

日商簿記2級とは

説明

日商簿記検定は日本商工会議所が主催する簿記検定であり、簿記検定の中では一番の知名度があります。

 

日商簿記検定には執筆時点で原価計算初級・簿記初級・3級・2級・1級の5種類あります。

 

これらの簿記検定の中で、初学者はまず簿記3級から勉強する場合が多く、簿記検定をアピールポイントとして使いたい人は簿記2級を目指す方が多いと思います。

 

簿記1級を勉強する人は公認会計士や税理士など会計の専門家として仕事をしていきたい人が受験する傾向にあります。

 

日商簿記2級は企業が求める資格ランキング(リクルートエージェント調べ)でトップであり多くの企業から求められる資格であることがわかると思います。

 

企業が求める資格ランキング

順位 資格
日商簿記2級
1級建築士
宅地建物取引主任者
公認会計士
2級建築士
第三種電気主任技術者
日商簿記1級
基本情報技術者
社会保険労務士
10 第一種電気工事士

参考:リクルートエージェント 転職における資格の有効性

 

簿記2級は就職や転職だけでなく、進学や昇進・昇格などの場面で有利に働く場合があります。

 

実際の求人情報などを見てみると応募条件に「日商簿記2級」と記載されていることも多く、職業選択の幅が広がるという点もあります。

 

本記事では特に就職や転職、資格手当などの年収に与える影響に絞って解説いたします。

 

日商簿記2級を持っている人の年収

まず結論から言いますと、年収に与える影響が大きいのは簿記検定を持っているか持っていないかという点より、どのような職種・業界に就職するか、という点が大きな影響を及ぼします。

 

ポイント

どの会社にも経理を担当する部署が必要であるため、簿記検定を持っていれば就職・転職の際の選択肢が大きく増えるでしょう。

 

新卒で就職する場合は簿記2級が他の候補者に差をつける強みになりますが、年収UPに繋がるというのはあまりありません。

高い年収を狙う場合は年収が高い会社や業界を選ぶ方が良いでしょう。

 

転職市場における簿記2級所持者の年収

転職市場においては新卒の就職活動と異なり、どうしても「実務経験」が問われます。

 

簿記2級を持っていれば職業選択の幅は増えますが、求人情報の中には「必須:日商簿記2級以上、経理実務経験3年以上」などのように実務経験も記載されている場合があり、当然ながら実務経験がある方が待遇は優遇されます。

 

それらの前提を基に、実務経験と会社の規模などを指標に年収目安を下記の通り調査しました。

 

簿記2級所持者向け求人情報の年収目安

中小企業 大企業または高収益企業
実務経験なし 300〜400万 400〜500万
実務経験3年程度 400〜500万 500〜600万
実務経験5年以上 500万以上 600万以上

 

これらはあくまで「目安」ではありますが、実務経験がある方、または大企業や高収益企業については年収が高い傾向となりました。

 

後ほど解説いたしますが、より高い年収を狙う場合は「簿記検定+α」が必要となります。

 

シズ
簿記検定に合格したあとも上を目指して頑張りましょう

 

日商簿記2級の資格手当

会社によっては日商簿記検定取得者に対して資格手当を支給している場合があります。

 

日商簿記検定の資格手当支給額目安

資格手当支給額
日商簿記1級 1,000〜10,000円/月
日商簿記2級 1,000〜5,000円/月
日商簿記3級 なし

 

日商簿記検定取得者に対して資格手当を支給している会社は残念ながら少ない傾向にありますが、支給している会社では月数千円〜一万円程度の金額で設定されていることが多い結果となりました。

 

ココがポイント

年額に直すと数万円〜十数万円になり、資格手当を支給している会社に所属している場合は取得する価値があると言えるでしょう。

 

シズ
資格手当を支給する会社に所属している場合は勉強しておいて損はないでしょう!

 

さらに詳しく

日商簿記検定の講座はこちらの記事をご覧ください

 

簿記を勉強するならこの講座!簿記講座5選

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より高い年収を狙うには

高給

ここまでの記事を読んだ方は

悩む人
あれ、一生懸命簿記2級の勉強をしてもあんまり給料上がらないな

と思うかも知れません。

 

ココがポイント

確かに日商簿記2級だけで高い年収を狙うことは難しいかも知れませんが、高い年収を狙うためのステップにはなります。

高い年収を獲得するためのステップ

高い年収を獲得するためには多くの方法がありますが、今回は筆者がおすすめするキャリアステップをいくつかご紹介します。

 

高い年収を狙うためのキャリアステップ

  1. 日商簿記2級合格 → 実務経験を積む → 年収が高い仕事へ転職
  2. 日商簿記2級合格 → 日商簿記1級合格 → 税理士を目指す
  3. 日商簿記2級合格 → 公認会計士を目指す

年収が高い仕事への転職を目指す

先ほど述べたとおり、年収が高い仕事へ転職する場合は日商簿記検定の合格だけでなく「実務経験」が問われます。

 

経理経験の重要ポイント

需要がある経験内容は「決算業務」

需要がある経験年数は「3年以上」

 

シズ
この二つを意識しながらキャリアを積み上げましょう

 

この二つを達成したら転職エージェントや転職サイトを使って求人情報を探してみましょう。

 

これらの経験を積んだあなたは既に転職市場で引く手数多の人材になっています。

 

公認会計士や税理士を目指す

公認会計士や税理士はどちらも国家資格であり、平均年収はどちらも1,000万円程度と非常に高給です。

 

税理士を目指す場合は受験資格を意識する必要があります。

 

受験資格はさまざまですが、多くの場合は全経上級か日商簿記1級の合格を目指す傾向にあります。

 

そのため、全経上級か日商簿記1級を合格してから税理士の勉強をする人が多いです。

 

ポイント

税理士は科目が5つあり1科目ずつ受験することができるため、働きながら目指すことができます。

 

一方、公認会計士は短答式試験と論文式試験があり、試験範囲も広いため働きながら合格する例は少ない試験です。

 

多くの場合は専門学校等の公認会計士講座に通学し、2年以上かけて合格する場合が一般的となっています。

 

公認会計士も税理士も非常に難易度が高い国家試験ですが、その分高い年収を得られることが見込めるでしょう。

 

本記事のポイント

簿記検定だけでは高い年収を獲得することは難しい

職業選択の幅が広がるため、年収の高い業界と職種を選ぼう

高い年収を得たい場合は実務経験を積むか上位資格を狙おう

  • この記事を書いた人

ミスズ

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