【日商簿記１級合格者が教える】クレアール簿記コースの評判

公認会計士試験にて７ヶ月合格者を輩出し、その学習法である「非常識合格法」が有名となったクレアール。

クレアール（スペイン語で創造）の名前の通り、常識破りの勉強法を編み出し資格学校業界を震撼させました。

現在は「非常識合格法」をベースにした学習法を中小企業診断士講座・税理士講座・簿記講座などに展開し、大手資格学校の地位を確立しています。

今回はクレアールのメリット・デメリット・評判・どんな人に合っているか？ということについてご紹介します。

クレアールの概要

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クレアールは創業当初「経営指導協会」として企業経営者の養成を行っていました。その後、学校法人としての認可を受け、「東京法科学院専門学校」となりました。

1998年に資格取得に向けた比類なき合理的な学習法として「非常識合格法」を確立し、大学生・社会人向け資格教育をスタートしました。

早稲田校・同志社前校など順調に大学前に校舎を展開していましたが、2011年に社会的なWeb通信講座へのニーズの高まりを受け、教育サービスを通信講座へ一本化。

指導歴が長いベテラン講師による手厚いサービスと低価格を両立し、画期的勉強法である「非常識合格法」と受講生一人一人担任がつく「担任制」で通信講座の中ではトップクラスの合格サポートを受けることができます。

クレアールのメリット

非常識合格法で短期合格

担任制で手厚いサポート

不合格でも1年間保証

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クレアールのデメリット

通信講座の中では高い

簿記２級講座費用比較

※キャンペーンや価格改訂によって変わる可能性があります。

クレアールは通信講座の中では比較的講座費用が高いです。

資格の大原やTACのような大手資格学校の通学講座よりは講座費用は安いですが、STUDYingやフォーサイトのような有名通信講座の中では高く、講座費用を抑えたい人はSTUDYingを検討した方が良いでしょう。

この費用の違いは学習サポートの違いだと考えられます。

STUDYingでは学習内容に関する質問は原則することができません。フォーサイトではメールでの質問受付のみになっており、コースによって回数制限があります。

クレアールでは担任制を設けて手厚いサポートを行っており、質問方法も電話・インターネット通話・メール・FAXどんな方法でも可能であり、質問回数も無制限です。

その分他の通信講座よりもサポート体制が必要であるため、講座費用が比較的高めに設定されていると考えられます。

試験範囲を網羅していない

このデメリットはクレアールの特徴である「非常識合格法」の裏返しでもありますが、合格に必要な分野・項目のみ学習するため、試験範囲を全て網羅することができません。

大手の資格学校では広範な試験範囲に対応すべくテキストが分厚く・講義回数も多い傾向にありますが、クレアールでは教材が薄く、講義回数も比較的少なめです。

本試験でも特に出題頻度が低い問題については「あれ、この問題どうやって解くんだろう…」ということが起こりやすく、試験で高得点を狙いたい方は他の講座を受講した方が良いでしょう。

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簿記講座の評判

ここではクレアールの簿記講座に関する評判をご紹介します。

簿記講座に対して肯定的な評判については合格体験記や口コミサイトなどを、否定的な評判についてはクチコミサイトやSNSなどからご紹介します。

肯定的な評判

2級の時に教え方が上手だった

匿名

簿記2級の時に教え方が上手だったので、簿記1級もクレアールに申し込みました。同じ講師が担当していたので分かりやすくテンポ良く進められました。

他の学校は受講したことがないので分かりませんが、慣れた学校で受講する方が自分のためになると思います。

ゼロから初めて簿記1級に合格

匿名

簿記３級から学習して公認会計士を目指しています。

全く簿記の勉強をしたことがないので３級からの勉強になりましたが、実務で経験した話などをしてくれる講師陣の方々のおかげでモチベーションを持続できました。

特に工業簿記の先生が原価計算基準を強弱つけて説明してくれて覚えるべき箇所がわかりとても助かりました。

簿記１級に無事合格できたので公認会計士の勉強を頑張ります。

3級はじめて2級に合格

匿名

クレアールは日商簿記３級講座から初めて２級に合格することができました。

これまで映像授業というものを受けたことがなく、初めは続けていけるのか、きちんと理解できるのかとても不安でした。

早回しで見て短縮できる、分からなかったところを繰り返して見られる、など映像授業特有の利点が多々あります。

メリハリのある授業であるところも私が気に入っているところです。

否定的な評判

講師によってムラがある

匿名

簿記２級講座を受講しましたが、科目によって先生が変わり、教え方の悪い先生に当たった。

講師がテキストの内容を読んでいる時によく噛んでいることが気になり、あまり講義内容が入ってこない。

自分でもう一度テキストを見返したりしました。

時々サーバーの調子が悪くなる

２０代女性

クレアールの講義動画を見ている最中に時々サーバーの調子が悪いのかロード中になってしまう…

時間が経つと回復したりしますが、集中できないから後日また見直したりします。

解説を省きすぎでは…

匿名

クレアールの工業簿記については説明を省き過ぎている印象があります。

確かに途中計算が多いので時間がかかってしまうのはわかりますが、いちいち動画を止めて確認する方が時間のロスになってしまいます。

後でテキストを見直すとしっかり理解できますが、これなら独学の方がいいかも…

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クレアールはこんな人におすすめ

手厚いサポートが欲しい

クレアールは通信講座の中で随一の学習サポート体制です。

受講生一人ひとりに担任がつく担任制により、学習面やメンタル面なども相談することができ、個別カルテによって受講生の状況に合わせたアドバイスなどを行ってくれます。

講師に電話相談もすることができるため、家で勉強していて分からないところはすぐに解決することができます。

通信講座の多くは電話相談窓口がなく、メール質問についても回数制限がある講座もあるため、質問回数無制限であることもメリットの一つです。

独学で勉強する場合はどうしても孤独感を感じやすく、勉強に対するモチベーションを維持して受験日まで走り切ることが難しい傾向にあります。

通信講座の中でも学習サポートがあまりない講座もあるため、「初めて簿記を勉強するからしっかりサポートして欲しい」という方にはクレアールはピッタリと言えるでしょう。

通学講座より安くしたい

大手の資格学校の通学講座は受講料が高い代わりに手厚い学習サポートを受けることができます。

講師への直接質問や学習スケジュールの相談など、合格までしっかりバックアップする体制が整っており、心強い味方となってくれるでしょう。

クレアールではWeb通信による教育に一本化しているため通学講座より講座費用が安く、かつ熟練講師による手厚いサポートを両立しています。

「勉強に関する費用を安く抑えたいけどしっかりとした学習サポートも欲しいな…」という方におすすめの講座です。

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まとめ

今回はクレアールの概要・特徴・評判について解説しました。

クレアールの講座は「非常識合格法」がベースになっているため、短期間で合格に辿り着くことを前提に講座が設計されています。

講座の評判は賛否両論であるため、受講する前に資料請求やサンプル講義を見て検討するようにした方が良いでしょう。

クレアールから資料請求すると期間限定のキャンペーン情報を入手することができ、お得に受講できることがあります。

中には数万円も値引きされる講座があるため、まずは資料請求してみることをおすすめします。

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皆さんが簿記検定に合格することをお祈りしています。