簿記・会計

簿記2級から勉強していきなり合格する方法【短期間で合格できます。おすすめの勉強法を教えます。】

2020年8月9日

悩む人
簿記3級を飛ばして簿記2級から勉強したいけど合格できるのかな?

簿記初学者の方でも最短で簿記2級を取りたい方、時間があるから短時間でぱっと2級取りたい。

今回はこのような方に対して簿記2級から勉強する方法をご紹介します。

簿記2級からいきなり勉強する方法

 

簿記2級は商業簿記と工業簿記で構成され、合格基準は70%以上の得点が必要とされます。

合格率は約20%前後であり、しっかり勉強しないと合格は難しいでしょう。

専門学校や通信講座は簿記3級から勉強する前提でコースが用意されているため、講座を受講して勉強する人は簿記3級と2級のダブル受験コースを受講するといいでしょう。

独学で勉強する方は簿記2級の参考書を買ってきて勉強することもできます。

しかし、筆者としては簿記3級のテキストと簿記2級のテキストと問題集の購入をお勧めしています。

簿記3級は簿記の基礎知識が問われるため、簿記3級のテキストを1周読み込むとよいでしょう。

70%程度理解(どのようなことをしているか理解するだけでよい)してから簿記2級の勉強をするとよいでしょう。

簿記3級を飛ばして勉強しても大丈夫なの?

 

簿記初学者の方は簿記3級から勉強する人が多いですが、簿記2級からいきなり勉強することも可能です。

勉強方法によっては簿記2級からいきなり勉強しても合格することは十分可能です。

簿記3級を飛ばして簿記2級の勉強をしても問題ありませんが、簿記の基礎知識部分を飛ばすことになるため、しっかり基礎知識を理解しながら実務にも使いたいと考えている方は簿記3級から勉強することをお勧めします。

筆者の感覚では3~2級は初学者でも十分可能ですが、簿記1級ともなると2級に合格してから学習を始めないと合格は難しいでしょう。

簿記2級から勉強する方は「簿記検定の中でしっかり評価されるのは2級からだから2級の勉強をしたい」という方か、「できるだけ最短で簿記2級をとってしまおう」というふうに考えていると思います。

独学で勉強する場合と専門学校や通信講座を受講して勉強する場合の二つをご紹介いたします。

独学で勉強する場合

独学で勉強する場合は簿記2級の参考書とテキストを購入して勉強する人が多いと思います。

とはいえ初学者の方が簿記2級のテキストを開いて勉強を始めると「???」となる可能性があります。

なぜなら、テキストが簿記3級レベルの知識をすでに修得している方に向けた設計になっているものもあるからです。

そのため、初学者が簿記2級の勉強を始める場合はできるだけ解説が詳しく、図やイラストを使用したものを購入するとよいでしょう。

また、簿記初学者は簿記3級のテキストを一周読み込むことをお勧めします。

しっかり理解する必要はありませんが、簿記3級は簿記の基礎知識の部分が問われるため、ざっと目を通すだけでも良いと思います。

筆者がお勧めするテキストのリンクを貼っておくので是非ご覧ください。

独学で勉強する場合は人によって勉強期間が大きく変わり、半年以内に合格する人もいれば1年かかっても合格できない人もいます。

簿記2級の勉強をしていてもなかなか合格できない場合は一回簿記3級のテキストを一周読んでもう一度簿記2級のテキストを読み込んでみてはいかがでしょうか。

講座を受講して勉強

講座を受講して簿記2級を勉強する場合は当然ながら簿記2級の講座を受講する方が多いと思いますが、

筆者のおすすめは簿記3級と2級のダブル受験コースをお勧めします。

知らない方もいるかもしれないので解説しますが、簿記3級と2級は同日に試験が行われますが、簿記3級は午前中に試験が行われ、簿記2級は午後に試験が行われます。

簿記2級のみ勉強する場合の方が効率的に勉強することができるのではないかというふうに考える方もいますが、

専門学校や通信講座を受講する場合は簿記2級コースが簿記3級合格レベルの受講者向けに設計されていることが多いからです。

しかし、専門学校や通信講座のメリットは分からないところは質問できるということろがあるので、

初学者で簿記2級を勉強していてもわからないところがあれば積極的に質問して比較的短時間で合格することができます。

専門学校や通信講座について詳しく知りたい方はこちらの記事で解説していますので是非ご覧ください。

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最後に

簿記初学者がいざ簿記検定の勉強を始めるとあまり馴染みがないことからなかなか理解することが難しかったりすると思います。

しかし、簿記は慣れが重要である部分もあるため、問題集や過去問、予想問題を多く解き、試験時間内に解き切ることを意識してください。

簿記はインプットよりアウトプットに重点を置くと得点しやすいという性質があります。

また、配点が高い問題から解くという戦略を意識することにより点数がアップすることもあるため、

試験テクニックなどを意識しながら解くことによってグッと合格も近くなるのではないでしょうか。

見事簿記2級に合格できた場合、評価される場面や活用できる場面が多く、かつ有名な資格であるため勉強時間分のリターンは得られるのではないでしょうか。

  • この記事を書いた人

シズ

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