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ITエンジニアになれば年収○○○万円!?ITエンジニアの年収を徹底解説

ITエンジニアと聞いたら皆さんどのような印象がありますか?

楽天(2020年末時点で平均年収745万円)や日本オラクル(2020年5月待つ時点で平均年1,069万円)など大手IT企業は非常に年収が高く、「羨ましい…」と思ったりしませんか?

新卒でもDeNA(エンジニア職・新卒・最高年俸1000万円)、ソニー(AIエンジニア・新卒・最高年収730万円)、LINE(ITエンジニア職・年棒528万円以上)という破格の給与が提示され、世間が衝撃を受けました。

実は外資系企業(日本マイクロソフト・技術職・学卒初任給・基本年俸620万円)(ブルームバーグ・新卒・大卒初任給・基本年俸500万円以上)では優秀な新卒に高い年収を提示するのは普通です。

一言でITエンジニアといっても職種や企業に応じて年収は大きく変わり、残念ながら平均年収が低い職種などもあります。

今回はITエンジニアにはどのような職種があるのか?職種や企業によって年収はどう変わるのか?ということについて解説いたします。

本記事の内容

  • 全産業の平均年収とIT業界の平均年収
  • ITエンジニアの高年収企業と職種
  • 高年収のITエンジニアになるためにはどうすれば良いか

ITエンジニアの職種と平均年収

厚生労働省 賃金構造基本統計調査

年齢階級別 全産業の年間収入平均【千円】① 情報サービス業の年間収入平均【千円】② 差額②-①
25〜29歳 3,623 3,935 312
30〜34歳 4,158 4,789 631
35〜39歳 4,626 5,505 879
40〜44歳 5,029 6,240 1,211
45〜49歳 5,393 6,591 1,198
50〜54歳 5,796 7,443 1,646
55〜59歳 5,665 7,525 1,860
60〜64歳 4,080 4,728 648

出典:厚生労働省 賃金構造基本統計調査

※2019年 企業規模(10人以上) 所定内給与額+年間賞与その他特別給与額にて算定

年代別平均年収

年代 全体【万円】① ITエンジニア【万円】② 差額②-①
20代 348 372 24
30代 444 511 67
40代 510 615 105
50代以上 613 691 78

出典:DODA 平均年収ランキング

厚生労働省の賃金構造基本統計調査やDODAを運営するパーソルキャリアの調査を見てみると、全産業の平均年収よりも情報サービス業やITエンジニアの平均年収の方が比較的高い傾向にあります。

職種別平均年収

職種 平均年収【万円】 職種 平均年収【万円】
プロジェクトマネージャー 664 パッケージ導入/システム導入 452
プリセールス 658 スマホアプリ/ネイティブアプリ系エンジニア 443
ITコンサルタント 584 制御系ソフトウェア開発 427
IT戦略/システム企画 575 Webサービスエンジニア 419
研究開発 544 SE/プログラマ 417
データサイエンティスト 516 テクニカルサポート 409
システム開発/運用 473 運用/監視/保守 381
サーバーエンジニア 463 デバック/テスター 379
ネットワークエンジニア 455 ヘルプデスク 349

出典:DODA ITエンジニアの職種別の平均年収

ITエンジニアの中でもプロジェクトマネージャーやITコンサルタントといったシステム開発などの上流工程に関わる職種においては給与が高い傾向にあります。

高年収の職種は幅広い経験や知識などが求められる仕事内容となるため、未経験の方や新社会人の方はまずは数年かけて下地を作るようにしましょう。

日本企業では年功序列型賃金を導入していることも多く、その場合は職種ではなく経験年数や役職などで給与水準が変わることがあります。

高年収のIT関連企業

平均年収が高いIT関連企業

社名 業界 平均年収【万円】 平均年齢【歳】
キーエンス 電機・事務機器 1,839 35.6
東京エレクトロン 電子部品・機器 1,282 44.4
ディスコ 電子部品・機器 1,075 38.0
ソニー 電機・事務機器 1,057 44.8
アドバンテスト 電子部品・機器 995 46.0
電通国際情報サービス システム・ソフト 994 41.3
アジレント・テクノロジー 電機・事務機器 990 44.8
任天堂 ゲーム 935 39.2
KDDI 通信サービス 930 42.8
都築電気 システム・ソフト 926 43.6

参考:就職四季報2022年版

毎年各社の会社情報を発表している四季報をによると、IT関連企業の中での平均年収はキーエンスが1,839万円で2位と大きく差をつけてトップになっています。

他にもソニー・KDDI・任天堂など、名だたる企業が高年収を記録しており、業界としても高収益を獲得していることが推測できます。

IT業界は産業全体が成長しているため、他業界と比べてランキングの入れ替わりも激しく、意外な企業がランクインすることもあります。

高年収のITエンジニアになるためには

  • 将来性のあるスキルを獲得する
  • 転職する
  • フリーランスに挑戦する

将来性のあるスキルを獲得する

出典:経済産業省 IT需給に関する調査

経済産業省が公表しているIT人材白書によると、現時点で既にIT人材は不足しており、今後さらに深刻になる予想を発表しています。

さらに先端技術を習得しているIT人材やAIに関する技術を有している人材などについては加速度的に不足する予想となっており、各企業が採用に必死になっていることが考えられます。

IT人材の不足状況については別の記事で詳しく解説しております。

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このような状況であるため、将来性のあるITスキルを身につけると企業が欲しがる人材になることは言うまでもないでしょう。

将来性のあるITスキルは年々変化しつつありますが、現時点ではAI・Iot・ビッグデータなどに関するスキルの需要が大きいです。

これらのスキルを身につけるのはハードルが高く、基礎的なスキルの上に成り立っているため、未経験から目指す場合は基礎的なスキルをまず身につけていきましょう。

基礎的なITスキルはIT企業や大学・大学院などで実践的に学習する方が良いですが、それが難しい場合は資格取得や外部講座などをおすすめします。

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転職する

IT企業の中には実質的な年功序列型賃金制度を導入している場合があります。

社員給与基準や人事評価基準などで名目上実績を給与に反映する規程になっているかもしれませんが、数年先に入社した先輩を超えることがない規程になっている企業もあります。

そのような企業に勤めている場合は働き続ければ給与が上がっていきますが(会社の業績が傾いたりしたら別ですが…)、多くの給与を得るためには非常に長い年月がかかってしまうでしょう。

もし自分のスキルに自信があれば年収が高い企業や成果主義の報酬制度を導入している企業に転職しましょう。

年収が高い外資系企業では管理職でなくても年収1000万円以上を獲得している20代・30代の方々が多く存在します。

自分の転職市場での価値が分からない方は転職エージェントなどに相談してみるのも一つの選択肢です。

一歩踏み出す勇気が出ない気持ちも分かりますが、自分が動かないと現状を変えることはできません。(私も転職する時はかなり勇気が入りました)

まずは転職についてネットなどで調べてみることから始めてみましょう。

フリーランスに挑戦する

勤めている会社で一通りの仕事を経験し、要件定義や設計などの上流工程から実際の開発・テストを行ったのであれば、フリーランスを目指すことも一つです。

フリーランスになる場合は顧客との交渉も自分で行わなければならないため、スキルだけでなくコミュニケーション能力も問われますが、年収が2倍・3倍になることも夢ではありません。

現在は仕事単位で受注できるさまざまなプラットフォームがありますが、人脈やコネがある方はそのツテを使うのも良いでしょう。「〇〇さんに仕事を頼みたい」と言ってくれる顧客がいれば独立後もお得意様になってくれるかもしれません。

フリーランスになるには転職以上に勇気がいることですが、独立後も顧客が着いてきたり仕事を受注できるのであれば勝算があります。

まずは自分の生活費を賄うためにはどのくらいの収入があれば良いか計算してみるところから始めてみましょう。

まとめ

経済産業省の発表によるとIT業界は慢性的に人材不足の状態にあり、これからさらに深刻化していく予想です。

全くの未経験でもプログラミングスクールやIT系資格を持っていれば採用される確率が上がります。

「ITエンジニアは自分には無理だな…」と決めつけずに、できるところから挑戦してみるのも良いのではないでしょうか。

本記事のまとめ

  • 年収を上げるには高年収の企業・高年収の職種を意識しよう
  • 求められる人材になるには求められるITスキルを身につける必要がある
  • IT人材は不足しているため、未経験でもチャンスがある
  • この記事を書いた人

ミスズ

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