簿記・会計

簿記検定の正式名称は何?履歴書にどのように記載すればいい?

2020年8月23日

悩む人
簿記検定の正式名称ってなんだっけ?

その中でも特に

悩む人
履歴書に簿記検定を書きたいから正式名称を知りたい

または、

悩む人
日商簿記以外の簿記検定があるみたいだけどどういう名前なの

という方がいらっしゃいましたので、今回はこのあたりについて解説いたします。

簿記検定の正式名称は何?履歴書にはどう書けばいいの?

 

まず簿記検定には主に日商簿記・全経簿記・全商簿記がありますが、これらの正式名称と履歴書に記載する場合の名称は下記のとおりになります。

 

通称 正式名称 履歴書に記載する名称
日商簿記 日本商工会議所及び各地商工会議所主催簿記検定 日本商工会議所簿記検定〇級 合格
全経簿記 全国経理教育協会主催 簿記能力検定 全国経理教育協会簿記能力検定〇級 合格
全商簿記 全国商業高等学校主催 簿記実務検定 全国商業高等学校簿記実務検定〇級 合格

となります。

 

日商簿記の正式名称は非常に長いため、履歴書に記載する場合は短縮して記載される場合が多いです。

履歴書への記載の仕方

 

簿記検定だけでなく他にも資格を持っている場合はどのような順位で記載すればいいか迷ってしまいますよね。

 

履歴書に記載する場合は下記の注意事項をしっかり確認しましょう

 

履歴書に記載する場合の注意事項

  • 日付は合格証書に記載している日にちを記載する。
  • 提出先の企業や希望する職種に合わせて記載する
  • 知名度がある資格から記載する

 

自分が所有している資格が全て履歴書に記載できる場合はすべて記載しましょう。

 

しかし、記載できる欄が少なくすべて記載できない場合もあります。

 

その場合は応募先の企業や職種、さらに知名度に合わせて記載した方が良いでしょう。

 

今回はこの二つについて解説いたします。

 

提出先の企業に合わせて記載する

 

就職活動や転職活動する企業によっては簿記検定よりも他の資格を記載した場合が良い時があります。

 

主にこのサイトを見ている方は経理職を含む事務職に転職したい方、もしくは新卒で企業に就職したい方が多いと思います。

 

そのような方は簿記検定を記載しても問題ないでしょう。

 

しかし、究職・技術職・製造職などの職種に応募したい方については、それらの職種に活かせる資格を記載した方が良いでしょう。

 

なぜならそれらの職種は簿記の知識よりも仕事で必要としている資格があるかもしれないからです。

 

また、新卒で総合職に応募する方で研究職・技術職・製造職などの職種を希望している場合は、先ほどの場合と同じように簿記検定よりもその希望している職種に合った資格を記載した方が良いでしょう。

 

ちなみに、希望している職種や企業に関係ない資格を記載してしまうと

 

ベテラン担当者
当社よりも合っている会社があるのではないか?

 

という印象を持たれてしまう可能性があります。

 

さらに、

 

悩む人
仕事に活かせる資格だけど難易度が低い資格だから記載しない方がいいのかな?

 

という方がたまにいらっしゃいますが、活かせる資格であれば難易度が低くても記載した方が良いでしょう。

 

あなたがしっかり勉強して取得した資格なので、遠慮せずに記載しましょう。

 

応募条件に資格が記載されている場合は必ず履歴書に入れましょう

 

求人によっては応募条件が日商簿記2級など記載されている場合があります。

 

その場合は必ず履歴書に記載するようにしましょう。

 

ここを忘れると書類選考の時点で落とされてしまう可能性があります。

 

シズ
希望する職種によって履歴書に記載する資格を考えた方が良いですよ

 

知名度がある資格から記載する

 

先ほど申し上げた通り、資格を履歴書に書く場合は希望する職種に応じて変えた方が良いでしょう。

 

しかし、希望する職種に活かせる資格を複数所有していた場合は知名度に応じて記載する資格を変えるべきです。

 

例えば経理職に応募するAさんが以下の資格を持っていたとします。

 

所有している資格

・日商簿記2級

・全商簿記2級

 

この場合は商簿記よりも日商簿記の方が知名度があるため、日商簿記2級を記載します。

 

この考え方は簿記検定以外の資格にも活かせるため、覚えておいて損はありません。

 

まとめ

 

チェックリスト

・日付順に記載

・応募先の企業によって記載する資格を記載

・知名度がある資格を記載

 

履歴書には自分がこれまでやってきたことが表現される書類です。

 

そのため取った資格はできるだけ書きたいものですが、場合によっては面接官に勘違いされる場合もあります。

 

就職活動や転職活動はこれまでの成果が試される場面でもありますので、勘違いされないようにしっかり考えて履歴書を作成すると良いでしょう。

 

シズ
皆さんに素晴らしい未来が訪れることをお祈りします。
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シズ

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