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ITパスポートは就職・転職に有利? 【ITパスポートはかなり有用です】

2020年8月31日

悩む人
ITパスポートは就職や転職に有利なの?

こういった方に向けて今回は記事を投稿いたします。

ITパスポートはどんな資格?

ITパスポート試験は近年非常に人気が出てきた資格であり、かつ情報処理技術者試験のレベル1の資格であるため比較的難易度も低く取得しやすい資格です。

 

そして、ITパスポートは情報処理推進機構が主催する国家試験です。

 

情報処理技術者試験の中でレベル1に該当する試験であり、入門者向けの資格です。

 

前に情報処理技術者試験を受験したことがある人であれば「そんな試験あったかな?」と思う方もいるかと思いますが、

2008年までは初級システムアドミニストレーターという試験があり、ITパスポートはこの後継試験と言われています。

 

ITパスポートは当然ながらITの知識メインで問われますがそれだけでなく会計・経営・法律などの幅広い知識を問われます。

 

そのため、IT関連の職種に就く人でなくても様々な場面で活用できる知識を得ることができるでしょう。

 

会社としても自社のIT関連スキルを多く獲得している社員が欲しいため、研修などで社員に取得させる会社や奨励金や資格手当を設定している会社もあります。

 

これらのことからもわかるように、の時代はITスキルが必要不可欠であり、これからさらに必要とされることが多くなるでしょう。

 

実際にITパスポート試験が始まった当初は受験応募者数が12万人程度でしたが、令和1年の受験応募者数は100万人を超えておりものすごい勢いで受験者数が増加しています。

 

また、社会人受験者の内訳を確認するとIT系企業よりも非系IT企業の社会人の方が多いです。

 

そのため、IT系企業の方だけでない方でも多くの方に人気の資格です。

ITパスポートは就職・転職に有利?

ITパスポートは非常に知名度が高く、どの企業でも一定の評価は得られるでしょう。

 

今はだいたいの仕事でパソコンを扱います。さらにパソコンをうまく活用できればほかの人が1時間かかる仕事をわずか数分で終えてしまうことだってできます。

 

そのため、「パソコンをうまく活用できる=仕事ができる」という構図が成り立っている会社が多くみられます。

 

また、比較的年配の人ほどパソコンに疎い方が多いため、パソコンをうまく扱える人は上司や先輩からも頼りにされ、可愛がられる傾向にあります。

 

このような自分の仕事に活かせるだけでなく副次的な効果も多くあるため、勉強していて損するということはありません。

 

人事担当者の印象

ITパスポートは先ほど述べたように入門者向けの資格です。

 

そのため、就職したい企業が一般企業であれば

 

ベテラン担当者
おっ、ITパスポートを持っているのか。少しパソコンに詳しいのかな?

 

という印象になります。

 

また、今後ITエンジニアやプログラマなどIT関連のスキルを身に付けて仕事をしていきたい新卒の方はアピールにもなります。

 

IT業界以外の一般企業で働く方でもITパスポートの試験範囲は会計・法律・経営など幅広いため、仕事で役立つ知識はあるでしょう。

 

今はどの会社でもパソコンをある程度扱えることが必須条件のようになっています。そして他の人よりパソコンを活用できる人材がいれば会社としても欲しい人材となります。

 

特にこれからの時代はAI技術やビックデータ活用、ロボット技術などITの知識は飛躍的に需要が高まります。

 

また、転職活動の時に有利に行えるようITパスポートを勉強している場合は目的を明確にした方が良いでしょう。

 

転職活動の場合は新卒の就活と違い、即戦力となる人材が求められる傾向にあります。

 

もしあなたが

 

あなた
ITパスポートを取得して事務職に転職したい

 

と、考えている場合は資格が有利に働きます。

 

しかし、もしあなたが

 

あなた
ITパスポートを取得してITエンジニアやプログラマに転職したい

 

と、考えている場合は資格が有利に働かない場合があります。

 

それはなぜかというとITエンジニアやプログラマーは資格よりもこれまでの経験を重視する傾向にあるからです。

 

実際に働いている人は「資格は全くと言っていいほどないけど経験や実績はある」というかなり多くいます。

 

会社としても資格だけあって実際に手を動かして仕事をすることができない人の場合は教育する必要があります。

 

その場合はどうしても新卒の人の方が若いし覚えるのも早いから新卒を採用した方がいいかな?という思考になってしまいます。

 

もし未経験でITエンジニアやプログラマとして働きたい場合は情報処理技術者試験のレベル2である基本情報技術者の取得をすることをお勧めします。

 

基本情報技術者はIT業界で働く人の基礎知識と言われている資格であり、これを持っているとある程度ベースの知識は備わっている人だと理解されます。

 

そのため、基本情報技術者を持っている場合、面接官としては

 

ベテラン担当者
おっ、基本情報技術者を持っているのか。未経験だけどベースの知識があるから教育すれば早く伸びるのではないか?

 

という印象を与えることができます。

 

未経験でもIT業界で働いていきたいと考えている方は

 

メモ

ITパスポート合格

基本情報技術者

転職活動

 

というように進めるとスムーズに転職活動ができるでしょう。

 

ITパスポートの難易度は?

ITパスポートは情報処理技術者試験のレベル1の試験であり、一番難易度が易しい資格です。

 

ITパスポートの勉強期間は一般的に3ヵ月~6か月程度です。

 

合格率も60%程度であり国家試験の中では難易度が易しい部類に入ります。

 

もちろん安心してあまり勉強しないと取得できませんが、国家試験を短期間で合格したい方には良いのではないでしょうか。

ITパスポート以外にどんな資格があるの?

 

情報処理技術者試験にはITパスポート試験以外にも様々な試験があります。

 

ITパスポート試験はIT関連全体の基礎知識として定義されており、その上位の資格である基本情報技術者試験、応用情報技術者試験、セキュリティに特化した情報セキュリティマネジメント試験などがあります。

 

そのほかにも様々なスペシャリスト試験や国家資格を取得できる情報処理安全確保支援士試験などがあります。

 

詳しくは下記の情報処理推進機構のホームページをご覧ください。

 

https://www.jitec.ipa.go.jp/1_11seido/seido_gaiyo.html

まとめ

ポイント

ITパスポートは入門試験であり、新卒の就活などには有利

ITエンジニアを目指す場合は基本情報処理技術者試験合格を目指そう

ITパスポート試験の勉強をするとITだけでなく会計・経営・法律などの幅広い知識を獲得できる

 

ITパスポート試験は非常に知名度が高く、取得しておいて損をすることはないでしょう。

 

皆さんが合格することをお祈りいたします。

  • この記事を書いた人

ミスズ

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